投資信託売却の体験談:つみたてNISAとタコ足配当

投資は、時に冷静な判断と勇気を要します。今回は私が「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」という投資信託を売却した経緯と、その判断がどのように賢明だったかをお話しします。この体験談は、特に投資初心者の方々にとって、投資選択の際の考え方の一例として参考になるでしょう。

タコ足配当とは何か?

「タコ足配当」という言葉に遭遇するまで、私は自分の投資信託について十分理解していると思っていました。しかし、日々の勉強を通じてこの用語の意味を知り、自分の保有している投資信託が実は利益ではなく元本から配当を行っていることに気づきました。これは長期的な資産成長には不利であり、私の投資目的に合致していませんでした。

売却の決断

積立NISAは長期保有を目的としていますが、持ち株の真の価値を理解した上で、売却を決断しました。以下が売却時の詳細です。

  • 売却数量:710,110口
  • 解約単価:3,568円
  • 解約額:253,367円
  • 平均取得価額:3,384円
  • 実現損益:+12,994円

この決断により、わずかながら利益を確保することができました。

現在の銘柄の状況と含み損益

2023年11月27日時点での基準価格は1,921円となっており、私が売却した時点よりも大きく価値が下がっています。もし現在までこの投資信託を保有していた場合、103,916円の含み損が出ていたことになります。この結果から見ても、私の売却判断は非常に賢明であったと言えるでしょう。

  • 売却数量:710,110口
  • 解約単価:1,921円
  • 解約額:136,412円
  • 平均取得価額:3,384円
  • 実現損益:-103,916円

結論/まとめ

投資は常に変化している市場状況を踏まえ、自らの投資目的に合わせて柔軟に対応することが大切です。私の体験が、皆さんの投資判断の一助となれば幸いです。