2.投資信託の構成要素

投資信託を理解するためには、その構成要素を知ることが重要です。ここでは、投資信託の主要な構成要素について解説します。

運営にかかわる3つの会社

1. 販売会社: 投資信託を顧客に販売する窓口であり、通常は銀行や証券会社がこの役割を果たします。
2. 運用会社: 実際に資産を運用する会社で、どのような資産に投資するかを決定します。
3. 管理会社: 投資家から集めた資金を管理し、運用会社との間で資産の保有や売買を行います。

基準価額と口数

• 基準価額: 投資信託を取引する際の指標で、時価で計算された純資産総額を口数で割った数値です。
• 口数: 投資信託の取引単位で、1口あたりの額面金額が1円から始まることが一般的です。

手数料とコスト

投資信託には以下のような手数料がかかります。

1. 購入時手数料: 投資信託を購入する際に販売会社に支払うコストです。
2. 運用管理費用: 運用委託に対して運用会社へ支払うコストです。
3. 換金時手数料: 解約時にかかるコストです。

投資信託の理解を深めるためには、これらの構成要素とそれらがどのように機能するかを知ることが重要です。次回は、「投資信託の税金と手数料」について詳しく見ていきます。