ジュニアNISA終了後の運用について

ジュニアNISAを活用した実際の投資経験を共有し、それを通じて得られた学びを紹介します。本記事では、初期投資額120万円から始めて現在の評価額170万円へと成長させた具体的な事例を基に、将来の子供の教育資金としての運用計画についても検討します。

ジュニアNISAを活用した投資体験

2020年4月にジュニアNISAを開始した時点からの投資経験を共有します。初期投資額は120万円で、2023年12月時点での評価額は170万円に達しました。この期間の年率リターンは10.54%となります。しかし、2023年12月でジュニアNISAの新規投資受付は終了しました。

将来計画:子供の教育資金への投資

現在の170万円を基に、子供が18歳になるまでの12年間ほったらかし投資を計画しています。年率6%での運用を想定し、その結果12年後には約342万円が準備できると試算されます。

年数新規投資額(万円)残高(万円)年間リターン率運用結果(万円)
1年01706%180
2年01806%191
3年01916%202
4年02026%215
5年02156%227
6年02276%241
7年02416%256
8年02566%271
9年02716%287
10年02876%304
11年03046%323
12年03236%342

大学教育資金としての見通し

国立大学や私立大学の学部ごとの学費を見ると、この投資計画は子供の大学教育に大きく貢献できる可能性があります。特に国立大学の文科系や理科系の学費は、投資による資金でほぼ賄える見込みです。

学部国立大学私立大学
文科系約243万円約398万円
理科系約243万円約542万円
医歯薬系約350万円約2,357万円

結論

ジュニアNISAを活用した投資は、子供の教育資金として大きなメリットがあります。本事例では、3年間で年間リターン率約9.85%を達成し、将来の教育費用に充てるための資金を確保することが可能でした。同様の投資計画を検討することで、他の保護者も子供の教育資金の準備に役立てることができるでしょう。